コンプトン効果(Compton effect) は1923年にアーサー・コンプトン(Arthur Holly Compton,1892/9/10-1962/3/15)によって確かめられました。
電磁波を物質にあてたとき、散乱してでてくる電磁波の波長が入射電磁波のそれより大きくなるという現象です。
コンプトン効果とは電磁波と電子との衝突により、電磁波のエネルギーの一部を電子に与えて、波長が変化する現象のことです。このような標的との間でエネルギーのやり取りがある散乱のことをコンプトン効果またはコンプトン散乱(Compton scattering)といいます。