ボルタは塩水または薄められた酸を入れたガラス容器を並べ、逆U字型の亜鉛と銅からできている細長い金属片で交互に容器と容器を順次連結した「ガルバニー電池」を作りました。
1795年には銀と亜鉛の板を塩水に湿らせた紙の間にはさむと、二つの金属の間に電気が発生することを示して、ガルバニーとの論争に決着をつけました。
1800年には銅と亜鉛の板の間に塩水をしみこませた紙を挟んでものをいくつも積み重ねたボルタ電堆と呼ばれる電気発生装置を作りました。
1800年ニコルソンとカーライル(William Nicholson and Anthony Carlisle) は 1800年ボルタの発明したボルタ電堆を使って水の電気分解をして酸素と水素に分解するのに成功しました。
「ガルバニー電池」による「水の電気分解」