電気の単位の歴史年表

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出      来     事
BC3000
深緑色の分銅と推定される石が見つかった(60進法か)
1670
フランスの司祭ガブリエルムートンがメートル法を認証した
1770年代
フランスのルイ16世は計量標準を、人類共通の普遍的なものに基づいて決めようとし、 1mは地球の子午線の長さから、1kgは水1l(リットル)の氷点の質量から定義した。
1790
フランスのルイ16世はメートル法を開発し、それをフランスの度量衡(重さ、長さを基本単位とする単位体系)として認可した。
1790
USAのトーマスジェファーソンは10進法による測定システムを提案した
1792
米国の造幣局は10進法に基づく通貨制度を採用した(1ドルは100セント)
1795
フランスは正式にメートル法を採用した
1799
6月22日長さ1メートルと重さ1キログラムの原器がパリで作られた
1812
ナポレオンはメートル法の採用を中断した
1832
年ガウスは長さ(ミリメートル)、重さ(グラム)と時間(秒)の3つを基本にした10進法による単位システムを作った。
1840
フランスは正式にメートル法に復帰した
1866
米国はメートル法を使えるように(強制しない)法律を作った
1874
マックスウエルとトムソンはBritish Association for the Advancement of Science (BAAS)で長さ(センチメートル)、重さ(グラム)と時間(秒)の3つを基本にした10進法によるCGS単位システムを作った。
1875
5月20日メートル法に関する条約がパリで18カ国により締結され、他に度量衡を開発普及するために、度量衡に関する会議(General Conference on Weights and Measures (CGPM))の設置が含まれていた。
1875
メートル法の制定後、Comite International des Poids et Mesures (CIPM)ではメートルとキログラムを基本にした新単位体系の作成がなされなした。
1880年代
BAAS とIEC(International Electrical Congress)で電気、磁気の分野で抵抗をオーム、起電力をボルト、電流をアンペアとする実用単位を作った。
1886
日本もメートル法条約に加盟
1889
メートル法条約に基づいてメートル、キログラムの原器(Prototype)が配布された
1889
メートル、キログラム、セコンドを基本とする最初のMKS単位系が作られました。
1890
日本にもフランスからメートル原器が届く
1901
機械的単位(M、K、S)と電磁気の実用単位との統合がされ、3つの基本単位に4つ目に電磁気の基本単位を加えて統合した単位体系が確立されました。
1921
第6次CIPMはBureau International des Poids et Mesures (BIPM)の責任と範囲を拡大。
1927
第7次CIPMでは各種の国際機関によって単位系が討議され、メートル、キログラム、セコンド、アンペアの4つの基本単位から構成される体系がCIPMで承認されました。
1954
BIPMではアンペア、ケルビン、カンデラ、を基本単位に追加した
1954
6個の基本単位によるSI( International System of Units 注)の開発が開始された
1959
日本でも土地や建物の表記を除きメートル法が完全実施された
1960
クリプトン(86)の光の波長を使った長さの基準が再定義された。
1966
日本では4月1日から全面的に実施された。
1971
Commission generale des peches pour la Mediterranee (CGPM)で基本単位にモルが追加され、今日の基本単位7項目のSI単位系が確立しました。
1974
日本でも(昭和49年)にJIS Z8203:1974「国際単位系(SI)及びその使い方」が制定された。
1983
光が真空中で2億9979万2458分の1秒の間に進む距離を1メートルに再定義
   


国際度量衡総会(CGPM) は最高の機関で、4年毎に開催されています(前回は2003年10月)。
国際度量衡委員会(CIPM) は国際度量衡総会の決定事項に関する代執行機関です。
国際単位系(SI)のSIはフランス語の Le Systeme International d’Unites の頭文字から取られています。