イオン(荷電粒子)とはなにか 

シェアする

電荷をもった物質のことをイオン(ion) といいます。正の(+ プラス)電荷をもった物質を陽イオン(カチオン)、負(- マイナス)電荷をもった物質を陰イオン(アニオン)といいます。これらの物質を個々の粒子とみたときには電荷を持った粒子という意味で荷電粒子ともいいます。

最も簡単なイオンは、水素原子から電子が離れた水素イオン(H+)で、陽子そのものです。

電気的に中性な物質が水溶液中でイオンに分かれる現象のことを電離といいます。(詳細はイオンを参照してください)

食塩(NaCl)は、ナトリウムイオン(Na+)と塩化物イオン(Cl-)から成るイオン性物質の最も身近な物質です 。
「ionイオン」などの用語は電磁誘導を発見して電気の発展に偉大な貢献をしたマイケル・ファラデー (Michael Faraday 1791/922-1867/8/25)が作ったものです。