ベクトルについて解説

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例えばA地点からB地点に歩いていく(青)のと飛行機で飛(緑)んでいくのと光が飛んで行く(黒)のではそれぞけの経路が異なるのですが、A地点からB地点までの距離は歩こうが、飛ぼうが、光で飛ぼうが変わらない(速度のことは考慮しない)ですから、ここでは距離と方向を持った量を加えたものはどれも同じになります。
このような方向を持った量をベクトル量といいます。

 

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ベクトルとは大きさと向きを持ったもののことです。スカラーは大きさのみを持ったものをいいます。例えば、速度や加速度、力等ははベクトルです。
ベクトルとは一般にある次元(3次元とは限らない)の空間で量と方向とを持ったものです。

 

ベクトル和

 二次元のベクトル和は各ベクトルのX,Y成分を個々に加えたものです

 

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ベクトルの積

 ベクトルAとBの積(外積)は下図でA、B、A’、B’に囲まれた面積になります。

 

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